椎名林檎とリンゴ・スター
リンゴ・スターは、１９４０年生まれで、伝説のロックバンドビートルズのドラマーです。ビートルズの解散後はソロミュージシャンとして活動。
このリンゴ・スターの「リンゴ」という名前に由来すると言われるのが、日本のミュージシャンである椎名林檎さんです。
椎名林檎さんは中学時代からバンドを組み、高校中退後に出場したコンテストをきっかけにデビューするのですが、その際、「椎名林檎」という芸名を初めて使用しています（高校生の頃に作った複数の曲をJASRACに登録した際に筆名が必要だったことから、「椎名林檎」と名付けたのが最初のようです）。
この椎名林檎の「林檎」というのは、子供の頃に恥ずかしがり屋で赤くなることからクラスメイトに「りんご、りんご」と言われたことに由来する一方で、バンドをドラムとして始めた経験から、敬愛するビートルズのドラムだったリンゴ・スターから借用したとも言います。
また、リンゴ・スターと同じ名前なら、海外のひとにも覚えてもらえる、という意識もあった、という話もあるようで、本当なら、まだデビュー前から世界を意識していたということなのでしょう。
ちなみに、優勝したコンテストで披露した曲が、『ここでキスして。』です。
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